「ばらの騎士」のストーリーについて。
夫ある身の伯爵夫人には若い恋人がいて、
その恋人はいつか自分から去っていくことを覚悟しなくては、と、自分に言い聞かせている。
その若い恋人、「ぼくには君しかありえない!」とか言っておきながら、
次の日に、若い娘に恋をする。
・・・
男ってやつはっ
で、心を残しつつも、潔く身を引く伯爵夫人。
ここで、涙・涙・涙・・・
最近、本当に涙もろくなった。
しかし、な。
自分の幸せをそんな不安定要素にかけちゃいかんだろ。しかも、夫いるのに。
幸せは、恋人がいなきゃつかめないってもんではないぞ。
誰かに幸せにしてもらおうなんて、甘いな。
いっときはうまくいったって、そのうち冷めれば不幸になること、間違いなし。
がんばれ、伯爵夫人。
人に頼らぬ幸せを勝ち取るのだ!
・・・しかし、そんなヒロインでは、歌劇にならんな(苦笑)
それにしても、生々しいストーリーだよな。
昔から不倫とか、テーマになってたのね。
キリスト教って、不倫してもいいのか?んな訳ないよな。
当時の道徳云々言う人たちからは反発とか、攻撃とかなかったのかな。不思議。
どうでもいいけど、がんばれ、伯爵夫人!
・・・とか、無粋なこと考えながら、チェロ担いで家への道を歩いてました。
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