昨夜、伝之介からメールが。
『今日は友達のうちに泊まる。明日衣装取りに帰る』
一応お邪魔するお宅に電話。
『えー、そうなんですか?!、そういえばそんなこと言ってましたっけねぇ(笑)
放置しておきますので、ご心配には及びません^^』
・・・この人、同じ匂いがする(笑)
そして、今朝はせめてものお礼のパン焼き。
エピ焼きました。
伝之介の衣装準備OK!
・・・メールが。
「ネクタイ忘れんといてな
」
・・・忘れてました
・・・またメールが。
「靴忘れんといて!!」
・・・今、入れます
そんなこんなで、出遅れて慌てて飛び出し。
ちょうど来たバスに飛び乗り。
財布を忘れたことに気づき、次の停留所で飛び降り。
ダッシュで帰宅、財布をつかんで、駅まで速歩。
どうにか、約束の時間に到着。
本番前に、役員引き継ぎ。
あー、やっと解放だぁ~
そして、客席へ。
部員が入場し、まずはカレッジ・ソングの合奏。
続いて、30周年記念のOBも交えた大編成でのスラブ行進曲。
車いすで指揮者入場。
昨年、脳卒中で倒れられた先生だった。
今年の本番はその先生が振る予定だったが、シーズンの初めに倒れられたのだった。
左手だけで指揮をして、譜めくりもして。
指揮も棒は持っておられない。
演奏者たちはさぞ見づらいことだろう。
それでも、『気』が一点に集中している。ものすごい集中力だ。
何の危なげもなく、しかしドラマティックに曲は進んでいく。
個々に小事故はあったのかも知れない。
けれど、その何十倍もの『何か』がそこにあった。
鳥肌が立ち、涙がこぼれる。
素晴らしい演奏!ブラボー!!
続いて、中学生だけの編成で、フィンランディア。
指揮は去年と同じ大学生指揮者。
今年も笑わせて頂きました。
カタイラの影響でしょうか、ジャンプまでしてくれます。
しかし、本人は千秋さまか、ジャンの気分のようです。
それを絶対に見ようとしない中学生。
温度差があれだけあるのに、きちんと通しているあたり、実はすごい指揮者なのかも。
そして、高校生の演奏、コッペリア。
楽しい音楽です。
高校の指揮者も、去年と同じ方。こちらはプロの演奏家。
見事な演奏です^^
休憩をはさんで、メインプログラムのドヴォルザーク6番
何と、スラブ行進曲の指揮者さんが再び登場。
ものすごく勉強されていたのでしょうね。
きっちりと作りこまれ、素晴らしい仕上がりでした。
ハラハラする場面は一度もありませんでした。
スラブ行進曲での『気』が再び満ちていました。
その先生が復帰されたとき、
伝之介も最初は不安そうでした。
しかし、練習を重ねる度に、言葉、カツゼツがはっきりされてきたのだとか。
『音楽ってすごいな』と言っていました。
そのすごい音楽、会場で共有できた気がしました。
素晴らしい演奏をありがとう!
・・・さて、帰るぞ!
パン作りと引き継ぎ資料作りでばたばたして、夕食作れなかったから、急げ!
帰宅途中でメールが。
「会場でお探ししましたが、みつからなくて。顧問の先生へのお礼、心をこめてお渡ししておきました
」
うぎゃー、す、すいませんっ!!
こうして、伝之介の本番は大成功、私の役員生活はものすごいコケかたで、幕を閉じたのでありましたw
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