Fオケ練習終了後、1人で「川端康成と東山魁夷展」を観るため、大宮から烏丸へ。
そして、そのまま北上して、京都文化博物館へ。
ここの旧館は何度観ても見とれてしまう♪
博物館では、楽器を預かってもらえる。
場所柄、観光客も多いのだろう、私の楽器の他は、小型のキャリーケースが多かった。
とにかく、オケ練の場所から近いし、便利だ♪
目的はやはり東山魁夷。
中学だったか、高校だったか、この人の満月の夜の満開の桜が描かれた、
筆者による文章と、その絵の写真を見て、
本物を見てみたいなぁ!
・・・と思っていたのでした。
息子よりも、若い年齢の頃の話(笑)
そして、今日、それが実現!
本当に美しかったです。
この人の絵は、空気感というか、
私が本当の風景を見て、「あ、いいな」と思った時の空気が
そのまま描かれている気がするんです。
京都や、日本の自然を本当に繊細に、豊かに、表現されている・・・
残念ながら、「冬の木」は期間前半のみの展示だったようでみられませんでしたが、
またの出会いに期待しましょう。
何しろ、今日は本物の「冬の木」があちこちにありましたから(笑)
文書のやり取りは本を買いました。
今日展示された絵画や美術品・書簡はすべて載っていそうでしたので。
本当なら、前半を観に行って、本を買って読んだ後、
また後半の展示を観れば良かったのだな、と。
・・・最終日に気付いてもどうにもなりませんが(笑)
その後、常設展で三橋節子の絶筆に出会いました。
この画家は大津に縁があり、市内に「三橋節子美術館」もあります。
が、まだ実は行ったことがありません。
若くして骨肉種を患い、右手を切断し、その後すぐに左手に絵筆を持ち替え、製作を続けます。
絶筆は木之本の羽衣伝説を描いたもの。
天に帰る天女と、それを見送る子どもが描かれています。
子どもを残して帰らなければならない天女の思いと、
恐らく死期を悟っている節子自身の思いが重なっているのでしょう、
それなのに、絵はとても力強く、潔いのです。
何だか圧倒されました。
また、大津の美術館にも行ってみたいと思います。
その後、三条通りを東へ。
まずは、弦楽器専門店そばのカフェでランチ
メインはカキフライ、デザートは抹茶のブラマンジェでした^^
その後、楽器店へ行き、弓の毛替えをお願いしてきました。
約2年ぶりの毛替えですw
そして、本店へ移動して、楽譜を物色。
弦楽四重奏の楽譜(ロンドンデリーの歌・ラデツキー行進曲)と、クレンゲルの教本を購入。
重音特訓の楽譜は、実はこの楽譜だったのです。
これで、おおっぴらに練習できる?!