エロイカを練習していた頃はベートベン先生は鬼かと思った。
新世界を練習し始めると、鬼だったはずのベトベンセンセは「いいひと」に感じ、
ドヴォルザーク先生は意地悪だと思った。
チャイ5を練習し始めると、ドヴォルザークセンセもすごく良い人に感じる。
・・・過去の人は良い人に感じるものなんだろうか。
ドヴォ7も苦しかったが、リズムを取るのが大変だったように思う。
チャイ5はリズムも音もとり辛くて、苦しいぞ。
チャイコフスキー先生が良い人に感じられる時って、来るんだろうか?
・・・来て欲しいような、来て欲しくないような^^;
そんなこと考えながら、譜読み1ページ目、どうにか終わらせ、2ページ目突入。
チャイ5の1楽章、初練習は11月12日だ。あせらずじっくりやろう。
と、思ったところで、「おぃこら」な箇所発見。110と111小節目のタイ。
久々に楽譜に怒りマークつけてやりたくなった(笑)
怒っていても弾けるようにはならないので(苦笑)
一番短い音をひとつに数えて、長さの関係を把握する作業にいそしむ。
ま、こんな感じでぼちぼちやろう。
曲も本番もかぶったので、Bオケをもう一年休団しなくてはならず、
おかげで、時間に余裕ができた。
バッハ先生の無伴奏チクルスに走るのもいいけど、
ちょっと踏ん張って、ベートーベンのチェロソナタに挑戦してみようかな。
そこに山があるから上るのは登山家。
そこに曲があるから、練習しちゃうのがちぇろ吉<違
装備をきっちりしないと、遭難するぞ。
そして、連休最終日。
昨日洗濯しておいた着物と長襦袢が乾いたので、マリアテレジア展にも着ていくことを心に誓った(笑)
・・・それくらい気合入れないと、着れないのよー。
そして、格闘すること、2時間。
着付けの本も持っていないから、ネットで調べながら、の作業。
どうにか帯も昨日よりはましに結べたが、
やっぱり、何か変じゃない?
どこがどう変か、も解らないので、とにかく出かけて、着崩れお直しサービスセンターがある百貨店へ行った。
京都きものパスポート、というものがあって、10月から12月5日までは京都に着物で出かけるといろいろな特典を受けられるのだが、そのなかの一つである。
帯はまぁどうにか結べていたそうだが、いかんせん、着物の着方がまずい、というので
長襦袢の着付けからやり直しとなった。
・・・確か、パスポートには「あくまでお直しサービスであり、着付けサービスではありません」と注意書きがあったにもかかわらず、嫌な顔ひとつせず、着付けして下さった。
ありがたやー。
・・・しかし、あの格闘した2時間はいったい何のためだったのか ○| ̄|_
ここで、だて巻きを長襦袢にも利用していなくてはいけないのに、使っていないことが判明。
着崩れ防止に、あばら骨が折れそうなほどきつく締めてくださったのさ。
おかげでその後は全く着崩れなかったが、時間が経つにつれ、苦しくて仕方がなく、非常に辛かった。
帰宅して、思いっきり深呼吸したよ。胸にいっぱい息を吸いたかったのさ(笑)
・・・そしたら、なんと、「ばきばきっ」と音が。
あばら骨が鳴るなんて、初めてだから、びっくりした。
次に着る時はきちんと長襦袢にも伊達締めをしようと心に誓ったよ(笑)
ところで、その百貨店の売り場で洗える着物が半額になっていた。
四季柄、といって、四季折々の模様が一堂に会する着物もあり、気に入ったので衝動買いしてしまった(苦笑)
幸い、今使っている帯と小物が使いまわしできる色合いだ。・・・というか、こっちの着物の方が合っているかも。
これで、夏以外は年中着られるぞー♪
早くささっと着られるようにならなきゃ、チェロ練する時間が、時間が~~~。
この夏に久々に浴衣を新調したが、それ以来、和装がマイブームである。
20年程着ていなかった。
着付け教室に通った経験もない。
嫁入りの際に作った着物は2度だけ着たが、どちらも着せてもらったし。
で、今年は花火大会に行く機会があり、浴衣を新調した。
浴衣は持っていたんだが、25年前に作ったものなので、さすがに今着るとやばい状態だったし(爆)
着付けの方は、ちゃっかり呉服店の方に実地訓練を受けたw
おー、結構簡単に着れるじゃん~♪
調子に乗って、デイリー小紋、というものを誂えた。
これが、洗濯機でザブザブ洗えるし、すぐ乾くし、しわにならないし、
完全に洋服感覚で着られるのだ。
・・・着付けがきちんとできれば、ね。
これが、浴衣と違って、難しい。
なんでこんなに下手なんだ?
さらに普通のお太鼓をきちんと結べない。
汗だくになって、1時間半ほどかけて、ようやく「パーツは全部揃ったぞ」って感じの仕上がり。
よーするに、着たのは着たが、えらいこっちゃ~な、し上がりなのだ。
最初に着たのは、4日の水曜日。
購入した呉服店の招待を受け、展示会に行った時。
この日は帯を結ぶのは諦め、母に持たされていた2部式の帯を装着していった。
・・・が、展示会場につくや、控え室に連れて行かれ、着付けの最初から最後までやり直して頂いた(汗)
そして、次に着たのは8日、日付的には昨日ですな。
この日は地元の祭があり、無理やりこじつけて着ていった(笑)
結婚記念日でもあったからか、普段はついてこない夫がついて来たよ、おぃ。
どうだ?惚れ直したか<をぃ
今日は初めて帯を自分で結んでみた。
・・・結果は悲惨であったが、とりあえず、いいや、ってことで出かけてきた。
明日も着てみようかな、と企んでいる。
なんでこんなにしょっちゅう着るのさ?というと、
月にうさぎ
の柄なのだ。
・・・って、10月中までしか着られないじゃん。
買うときに気付けよ<自分
だってさ、模様とかより、顔うつりを重視して選んじゃったんだよ。
次回は絶対に季節関係ない柄にしとこう。
ところで、展示会であるが、これはなかなか大変であった。
きっとセールス攻撃あるだろうな、と覚悟して行ったんだが、
実に猛攻であった。
しかし、ない袖は振りようがないので、ちゃっかり高価な着物を試着させて頂いて、
豪華な昼食を無料でご馳走になって・・・。
昼食後も猛攻は続く(笑)
私についた店員さんは、風邪で体調の悪そうな声してるのに、必死で
「これはどうですか」だの、「10万円だったら、お値打ちだと思いますよ」だの、口では言いつつ、
「手ぶらで帰らせてなるものですか」という心の叫び声がきこえてくるのさ。
気弱な私は帯揚げだけは買ってしまったさ。正絹で、高かったよぅ(涙)
会場を出る際に、お土産(松茸の土瓶蒸・レトルト・器つき)までもらった。
ちなみに、交通費まで、呉服店もち。
・・・恐ろしい商法だぜ。
「どうでしたか、また是非いらして下さいね」と言われ、「はい、また~♪」とは答えたが、
恐らく二度と行くまいて(笑)
だって、全ての商品が恐ろしく高いし。
作家先生の芸術作品なんて、見るもので、一般庶民が買うものじゃないっすよ。
ちなみに、私の試着した紬、68万円ナリ。
今の私には一桁繰り下げても買えませんってw
・・・68万あったら中古のピアノが買えるぞ♪
と、結局そちらに散財するんだな(笑)