12日の火曜日に友人の第九本番を見に行ってきた。
第九、って合唱団に参加するまで、全楽章を聴いたことがほとんどなく、
友人から「全体を聞いておいたほうが良い」というアドヴァイスをもらって初めてCDを借りて
数回聴いたのみ。しかも、1楽章途中から3楽章までは記憶に残らず、、、。
・・・寝てしまったらどうしよう。
友人の取ってくれた席は2階席、前から5番目。
本番中も照明が当たり続ける、かなり目立つ席だ。
指揮はいろんな噂飛び交う、西本智実さん。
見た目がすごく、病気っぽい。大丈夫か?なんだかとても不健康そうに見えた。
でもね、かっこいいのよ。
オスカル様状態、見た目は大切だね。
ところが、指揮棒と、オケが全然合っていないところとか、散見。
後で友人に聞いたところによると、非常に解りづらい指揮なんだそうだ。
なんだか、寝ているどころではなく、友人のアマオケ演奏会見ている気分だった(苦笑)
で、待望の4楽章。
合唱団小ぶり、といっても、100人。
整列して、綺麗に入場。
2日後に本番を控える私、足大丈夫か? と不安がよぎる。
テノールなんて、数人、という悪条件にもかかわらず、まとまったとても良い演奏だった。
団がこじんまりしている分、アットホームな雰囲気が伝わってくる。
そして、終演。
・・・合唱部分はあっと言う間だが、終演後の拍手が長いこと。
あっと言う間の合唱部分をじっと立っているだけでも不安があるのに、どうする?
一人座ったりしたら目立つよな。座っていい、と言われてるけど。
やっぱりそういう人がいない方が、すっきりと美しい舞台であることは明白。
ふと、このとき、日曜日の最終練習の際に、言われた一言が頭をよぎった。
「そんな足で、本番大丈夫なの?」
このときは、「なんとかがんばります」と答えておいたんだが、実際は非常に辛かった。
もうちょっと他の言い方ないんかい?とかさ。
でも、それって、親切で言ってくれていたことだったんだな、と思った。
杖無しで段差のある狭い通路を皆と同じ歩調で進むのは私には無理だった。
どうする?
列乱して、皆が立っているところを一人座って凹みを作ってまで歌いたいか?登壇したいか?
・・・否であった。
これが、Fオケ本番なら、ギプスつけてでも出てたと思うけど(爆)
本番には出られなかったが、久しぶりに合唱に参加できたし、
男声合唱部分とか、聞いているだけでも楽しかったし、
最終練習では本当に良いハーモニーも感じることができたし、
ほぼ暗譜で歌えるようになっていたし、
もういいやん。
第九は毎年あるから、また挑戦したらいい、と言われた。
でもね、もう合唱には参加しないかな。
ゴージャスおばさまたくさん、のあの雰囲気、私には無理(苦笑)
やっぱり、第九やるなら、チェロでしょ~っ♪♪
アマチュアの第九オケの方にも誘われたけど、いかんせん、遠い。
県内だけど、彦根じゃねぇ・・・。
近くで第九やるアマオケ、ないかなぁ・・・。
本来なら、私の本番であった14日は、
雨であったが、伝之介と浜大津をデートしたさ。
家に一人で居るのは辛かったし。
「携帯機種変更しちゃるぞ」と言ったら、喜んでついてきて、
万年欠食児童の伝之介、
「終わったら、ロッテリアいこ♪」とのたまひ。
「あ、本屋も寄りたい」・・・足のことなんてそっちのけであちこち連れまわされたさ(笑)
私もツタヤで、以前から欲しかった「えんぴつでつれづれ草」なんて本買って、
家帰ってから、これまた久しぶりに硬筆書写してました。
心落ち着かせるのは、書がいちばんだね。
・・・ちとばばくさいな(苦笑)
月曜日は仕事に復帰~♪
みんなに声かけられ恥ずかし嬉し
火曜日はチェロ転がしてレッスンへ行き
水曜日は足が痛くなった
木曜日は自宅でレッスン
友達とおしゃべり嬉し楽し
金曜日は仕事と合唱練習
階段と遠いエレベーターに泣く
土曜日はひたすら眠り
(なぎさ欠席、すみません)
日曜日は第九最終練習
(オケ練は欠席、すいません)
次の木曜は本番だーっ
・・・チェロ練習してない(滝汗)
練習室、はりきり伝之介占領中にて、仕方なし。
オケ曲どうするんだ??
そういえば、火曜日のレッスンでドッツァウアー16番、打ち切りに。
・・・終了、と書けないあたりに悲哀がこもってますな、ふ。
「この曲、飽きたから、次行きましょうね~♪ どれでもいいですよ」
・・・どれでもいいって、先生(汗)
この日のレッスンはキャリアーにチェロを乗せて、転がして行った。
普通キャリアーって、後ろ手に持って引張る形だけど、それでは腰が痛いし、
前に押し出す形で転がした。かなり恥ずかしかったが、カラダ第一ですからー。
だが、チェロの音の狂い方が尋常ではなく、駒とか魂柱とかへの悪影響を考えると
やはり無理であることがレッスンスタジオに到着してから解った。
ちなみに、自宅からスタジオへは全てバリアフリーなバスや、駅なので非常に快適に到着。
エレベーターも階段の近くとか、ホーム真ん中あたりとか、便利な場所にあるので大助かりだった♪
だが、途中経路のことばかり考えていて、スタジオのことを忘れていた。
・・・レッスン室、2階なんですけど(泣)
この日は、事務所のある1階でレッスンを受けさせて頂いた。
ちなみに、私は足怪我してるし、もう一人の生徒さんは頭を打ってCT撮ったり大変だったそうで。
さらに、先生は空き巣に入られ、買ったばかりでまだ1度も使っていないデジカメをとられてしまったそうだ。
「みんなでお祓いにいこうか・・・」
しゃれにならない話題なのに、何故か爆笑する我々。
チェロ弾き仲間は皆平和だ。
前日に松葉杖無しでの移動がスムーズだったため、気を良くして水曜日には仕事へ松葉杖無しで行った。
が、帰宅する頃にはかなり痛くなり辛かった。
伝之介に「往復タクシーでス○カジまで行って靴買ってやるぞ」とそそのかし、浜方面へ。
その実、目的は隣にあるファ○テンだったが(笑)
怪我したのは右足だが、実は左足首は昔酷い捻挫を2回している。
そこが、右足と同じくらい痛くなってきたので、左足首用サポーターを買いに行きたかったのだ。
ダシに使った靴屋へももちろん行った。
ナ○キのなんとかいう足首まであるスニーカーを購入。
サイズは伝之介に合わせておけば、サポーター必要なくなった後も伝之介が履ける。
ちと値は張ったが、再利用できるんだし、いいのさ。
やはり足首まであると、かなり楽だ。
クリスマスになる頃には伝之介に完全譲渡できるといいんだが。
・・・って、お古をクリスマスプレゼントにするのはいかがなものか。鬼ですな(笑)
金曜日と本日日曜日は合唱の練習へ京都へ行ってきた。
金曜日の練習場は由緒ある建物を改装し、外はレトロなつくり、中は最新デザイン風。
しかし。
ここも、エレベーターが階段からかなり離れた箇所にあり、
さらに、数段は階段を踏まねばどこにもたどり着けない、という、
怪我していなかったら、全く気付かなかったことだが、
なんて不親切なんだろう、と、プチお怒りモードであった。
だって、市の建物なんだよー?
地下鉄に至っては、最悪だった。
手すりついていても、片方だけじゃ使えないこともある、と、この身になって知った。
さらに、乗る駅でのエレベーターはかなり後方、降りる駅でのエレベーターは遥か前方に1箇所、
しかも、階段もないし、通路もないホーム突き当たり。夜遅かったら、物騒で使えない。
さらに、改札へはほぼホーム1本まるごと戻る状態。エスカレーター、怖くてまだ乗れないんだよ。ぶぅ。
京都市地下鉄、あかんやん。
幸い、職場は完全バリアフリーで、全て段差なしで移動可能。
実際に車椅子の方も勤務されているから、その辺は立派なもんだ、と実感。
ところで。
怪我の功名(??)で、夫には甘えたら意外と付き合ってもらえそうなことが最近判明(笑)
今年も神戸ルミナリエに行けそうにない、と凹んでいたが、
ダメもとでお願いしてみた。
「・・・って、そんな足で行くなっちゅーねん」
「こんな足やから、他に頼まれへんから、お願い~~~」
「・・・(困)」
ふふふ、これに乗じて、お願い上手になってやろう。